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実家の片付けは何日かかる?仕事を休めない人のための日数と費用の考え方

実家の片付けは何日かかる?仕事を休めない人のための日数と費用の考え方
目次

この記事でわかること

  • 実家の片付けを自分でやった場合、間取り別に何日かかるかがわかる
  • 「1日で片付けられる量」が具体的にどれくらいかわかる
  • 有給を使う場合の実質的な費用を計算できる
  • 仕事を休まずに終わらせる方法がわかる

親の家を片付けないといけない。でも平日は仕事があるし、有給もそんなに残っていない。

土日だけでやるとして、何回通えば終わるのか。それが分からないから、予定が立てられない。

先に結論を言います。一人で片付ける場合、2DKで実働5〜8日、一戸建てで10〜20日が目安です。土日だけなら、2DKで1〜2ヶ月、一戸建てで3〜5ヶ月かかります。

そして、有給を使う場合の実質コストは1日あたり日給分です。月収30万円なら1日約1.4万円。10日使えば14万円になります。これは業者に依頼する費用と、あまり変わりません。

ただ、その日数を計算する前に知っておくべきことがあります。多くの人が、1日で片付けられる量を3倍近く多く見積もっています。ここを間違えたまま計画を立てるから、途中で止まります。

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1日で片付けられる量は、思っているより少ない

日数の話をする前に、これを知っておいてください。片付けが進まない最大の理由は、作業量の見積もりが甘いことです。

一人で1日(8時間)に処理できる量の目安

  • 45リットルのゴミ袋で15〜25袋
  • 押し入れなら1〜2間分
  • 部屋なら、家具がない状態で1部屋

家具や家電が入ると、一気に落ちます。タンス1棹を分解して外に出すだけで1〜2時間かかることもあります。2階からの搬出ならさらに増えます。

そして忘れられがちなのが、捨てる判断に時間を取られることです。手を動かす時間より、「これはどうしよう」と考えている時間のほうが長くなります。特に親の私物は、写真やアルバムが出てくると手が止まります。

実際に片付けを始めた人が「1日でこれだけしか進まないのか」と驚くのは、この判断時間を計算に入れていないからです。

実家の片付けは間取り別に何日必要か

間取り一人での実働日数土日だけの場合
ワンルーム・1K2〜3日2〜3週間
1DK・2K3〜5日1ヶ月前後
2DK・2LDK5〜8日1〜2ヶ月
3LDK8〜15日2〜4ヶ月
一戸建て(庭・物置あり)10〜20日以上3〜5ヶ月

※ 荷物の量が多い場合、この1.5〜2倍になります。長く住んでいた高齢者の家は、たいてい多いほうに入ります。

土日だけの場合に単純な割り算より長くなっているのは、次の理由からです。

  • (粗大ごみの回収日が決まっているため)出したい日に出せず、次の回収日を待つことになる
  • (処分場が土日休みのことがあるため)自己搬入できる日が限られる
  • (移動と準備で時間が削られるため)現地での実働は1日8時間より短くなる
  • (毎回体力を消耗するため)2日連続だと2日目の効率が落ちる

仕事を休む価値があるかを計算する

「業者は高い」と感じる人が多いのですが、自分の時間を金額に換算すると印象が変わります。

==有給1日の金銭価値== = 月収 ÷ 月の勤務日数(およそ20日)

月収30万円なら、1日あたり15,000円です。

これを日数の表に当てはめると、こうなります。

間取り実働日数有給の金銭価値(月収30万円の場合)
1DK・2K3〜5日45,000〜75,000円
2DK・2LDK5〜8日75,000〜120,000円
3LDK8〜15日120,000〜225,000円
一戸建て10〜20日150,000〜300,000円

ここに、処分費(粗大ごみの手数料、自己搬入の費用、レンタカー代)が加わります。遠方なら交通費と宿泊費も乗ります。

一方、遺品整理業者に依頼した場合の費用の目安は、1Kで5万〜15万円、2DKで10万〜25万円、一戸建てで20万〜50万円程度です。

2DK以上になると、自分でやっても業者に頼んでも、金額はほぼ同じか業者のほうが安くなります。そして業者に頼めば、その日数が丸ごと自分の時間として戻ってきます。

もちろん、有給が余っていて使い道がない人や、体を動かすのが苦にならない人なら、自分でやる選択も合理的です。判断が分かれるのはワンルームから1DKくらいまでです。

有給を何日使うかを決める前に、頼んだ場合の金額を知っておくと比べられます。

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仕事を休まずに終わらせる3つの方法

  1. 全部を業者に任せる

最も確実です。立会いなしで対応する業者を選べば、休みを1日も使わずに済みます。鍵の受け渡しだけ郵送やキーボックスで解決できます。

鍵の渡し方は4通りあります。それぞれの手順は遠方の実家、遺品整理に行けないときの進め方にまとめました。

  1. 「仕分けだけ自分、搬出は業者」に分ける

残したいものが多い場合、自分で1〜2日かけて残すものだけを抜き出し、残り全部を業者に任せる方法です。休みは1〜2日で済み、費用も少し下がります。

思い出の品を他人に任せたくない、という人にはこの方法が向いています。

  1. 親戚や近所の人に立会いを頼む

作業当日に誰か一人いればいい、という業者もあります。実家の近くに住む親戚がいるなら、1日だけ立ち会ってもらえないか聞いてみる価値はあります。

逆に、おすすめしない方法もあります。「少しずつ土日で進める」は、いちばん途中で止まります。通うたびに交通費がかかり、体力が削られ、進んだ実感が持てない。3ヶ月経ってまだ半分、という状態になりやすい。

止まってしまったあとの立て直し方は実家の片付けが途中で進まなくなったときに書いています。

期限が決まっているなら、最初から一気に終わらせる前提で計画を立てたほうが結果的に安く済みます。

何日必要かの見積もりだけでは決められない理由

ここまで日数の目安を出してきましたが、実際の日数はもっと大きくブレます。

  • (荷物の量が読めないため)押し入れ、天袋、物置、床下収納の中身は開けるまで分からない
  • (処分ルールが自治体で違うため)粗大ごみの点数制限や回収頻度によって、待ち時間が変わる
  • (体力と気持ちの問題があるため)予定どおり進む前提が崩れる

特に3つ目は軽視されがちです。親の家を片付ける作業は、単純な引っ越し作業とは違います。手が止まる日があるのが普通です。

日数が読めないまま期限が迫るのが、いちばん高くつきます。先に業者の見積もりを取って「頼んだらいくらか」を知っておくと、自分でやるかどうかの判断が楽になります。見積もりを取ったから依頼しなければいけない、ということはありません。

【FAQ】実家の片付けの日数についてよくある質問

Q. 業者に頼むと何日で終わりますか?

作業員が複数人で入るため、1Kなら2〜3時間、2DKで半日から1日、一戸建てでも1〜2日で終わることが多いです。一人でやると10日かかる量を、3人で1日で終わらせるイメージです。

Q. 平日しか対応してもらえない業者が多いのでしょうか。

土日祝に対応している業者は多くあります。ただし予約が埋まりやすいので、早めに問い合わせてください。

Q. 途中まで自分でやって、残りを頼むことはできますか?

できます。むしろ費用が下がるので、時間に余裕があるならおすすめの進め方です。ただし「途中まで」の状態を見てもらわないと見積もりが出せないので、写真を送るか現地調査を受けてください。

Q. 一気にやると費用が高くなりませんか?

同じ量なら、分けても一度でも総額はあまり変わりません。むしろ回数が増えるほど出張費がかさむことがあります。

まとめ

  • 一人で片付ける日数は、2DKで5〜8日、一戸建てで10〜20日。土日だけなら数ヶ月かかる
  • 1日で処理できるのはゴミ袋15〜25袋程度。判断に時間を取られるので、思ったより進まない
  • 有給を金額に換算すると、2DK以上では業者と自分でやる費用がほぼ並ぶ
  • 「少しずつ土日で」がいちばん止まりやすい。一気に終わらせる前提で組む

休みを何日使えるかで、選ぶ道が変わります。まずは自分の実家がどの間取りに当たるかを表で確認して、それにかかる日数を見てください。

そのうえで、業者に頼んだ場合の金額を1回聞いてみる。判断はそれからで十分です。

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自分でやる日数と、業者に頼む費用。この2つを並べたときに、初めて判断ができます。

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この記事を書いた人

「実家じまいの手引き」は、親が亡くなったあとの実家をどうするかについて、実際に確認できた事実だけを掲載している個人運営の情報サイトです。

遺品整理の費用と期限、相続放棄で触れてはいけないもの、誰も住まない家にかかり続ける税金、売れない空き家の手放し方。この一連の流れを、時系列に沿ってまとめています。

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