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実家の片付けを週末だけでやると何ヶ月かかる?現実的な日数と止まる理由

実家の片付けを週末だけでやると何ヶ月かかる?現実的な日数と止まる理由
目次

この記事でわかること

  • 週末だけで実家を片付けた場合、間取り別に何ヶ月かかるかがわかる
  • 単純な割り算より長くなる理由が4つわかる
  • 途中で止まりやすいポイントと、その避け方がわかる
  • 週末通いと業者依頼の総額を比べられる

平日は仕事があるから、実家の片付けは土日にやるしかない。とりあえず今週末から始めるとして、いつ終わるのか。

先に答えを出します。2DKで1〜2ヶ月、3LDKで2〜4ヶ月、一戸建てなら3〜5ヶ月が目安です。荷物が多ければこの1.5倍から2倍になります。

ただ、この数字より重要なことがあります。週末だけの片付けは、最後まで終わらないことが多いという事実です。途中で止まって半年、1年と放置されている実家は珍しくありません。

理由は根性の問題ではありません。構造的に止まりやすい仕組みがあるからです。

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週末だけの場合の目安

間取り実働日数週末だけの場合
ワンルーム・1K2〜3日2〜3週間
1DK・2K3〜5日1ヶ月前後
2DK・2LDK5〜8日1〜2ヶ月
3LDK8〜15日2〜4ヶ月
一戸建て(庭・物置あり)10〜20日以上3〜5ヶ月

長く住んでいた高齢者の家は、たいてい多いほうに入ります。押し入れ、天袋、物置、床下収納、屋根裏。開けるまで中身が分からない場所が多いためです。

単純な割り算より長くなる4つの理由

実働8日なら週末4回で終わりそうに見えます。実際にはそうなりません。

  1. 粗大ごみの回収日が決まっている

自治体の粗大ごみは申し込み制で、回収日が指定されます。出したい日に出せません。1回の申し込みで出せる点数にも上限があります。

つまり、片付けが進んでも、物が家から出ていくペースは自治体の都合で決まります。これが最大のボトルネックです。

  1. 処分場が土日休みのことがある

自分で持ち込めば早いのですが、清掃センターや処分場は平日のみ受付という自治体が少なくありません。土日に持ち込めないと、車に積んだまま週をまたぐことになります。

  1. 移動と準備で時間が削られる

片道1時間かかるなら、往復で2時間。着いてから作業着に着替えて、道具を出して、終わったら片付けて帰る。現地での実働は1日8時間になりません。5〜6時間が現実です。

  1. 2日目の効率が落ちる

土曜に体力を使い切ると、日曜は動きが鈍ります。とくに家具の解体や搬出をした翌日は、腰や腕に来ます。40代以降なら、この影響は無視できません。

途中で止まる本当の理由

日数の問題より、こちらのほうが深刻です。

進んだ実感が持てない

家全体の量に対して、1回で片付く量が小さすぎます。3週間通っても見た目がほとんど変わらない。この状態が続くと、次の週末に行く気力が落ちます。

判断に疲れる

親の私物には「使うかどうか」という基準が使えません。捨てていいのか残すべきなのか、その判断を数千回続けることになります。手を動かす時間より、迷っている時間のほうが長くなります。

予定が入る

3ヶ月あれば、必ず何かが入ります。子どもの行事、仕事の繁忙期、体調不良、冠婚葬祭。1回飛ぶと、次に行くまでの間隔が空き、そのまま間隔が伸びていきます。

期限がない

賃貸なら退去期限がありますが、持ち家だと期限がありません。期限のない作業は後回しになります。

気持ちが追いつかずに手が止まる場合の対処は親の遺品が捨てられないに書いています。

止めないための工夫

週末だけでやると決めたなら、次の3つを守ってください。

① 部屋単位で終わらせる

家全体を少しずつやるのではなく、1回の週末で1部屋を完全に終わらせます。終わった部屋のドアを閉めれば、進んだことが目に見えます。

② 粗大ごみの申し込みを先に入れる

回収日を先に押さえて、そこから逆算して作業します。「この日までにこの部屋を出す」という期限ができると進みます。

③ 最初に期限を決めて、誰かに言う

「◯月末までに終わらせる」と兄弟や配偶者に宣言してください。期限のない作業は必ず伸びます。

それでも、判断が要らない部分(家具・家電・食器・衣類の搬出)は業者に任せたほうが早いのが実際です。自分でやるべきなのは、通帳・権利証・写真・仏壇まわりだけで、それなら1〜2日で終わります。

週末に何ヶ月通うかを決める前に、一度で終わらせた場合の金額を見てください。

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週末通いと業者依頼を金額で比べる

見えにくいコストを全部足してみてください。

週末通いの総額
= 往復の交通費 × 通う回数
+ 粗大ごみ手数料・自己搬入の処分費
+ レンタカー代(必要なら)
+ 有給を使う場合はその日数分の日給

有給1日の金銭価値は「月収 ÷ 20日」で出ます。月収30万円なら1日15,000円です。

一方、遺品整理業者に依頼した場合の目安は、1Kで5万〜15万円、2DKで10万〜25万円、一戸建てで20万〜50万円程度です。

2DK以上になると、週末に3ヶ月通うより業者のほうが安く済むことがほとんどです。そのうえ3ヶ月分の週末が自分の時間として戻ってきます。

日数と有給の計算は実家の片付けは何日かかるかで詳しく出しています。

全部やるか、全部任せるかで考えない

現実的なのは分担です。

内容自分でやる任せる
通帳・印鑑・権利証・保険証券を探す
写真・手紙・アルバムの仕分け
仏壇・位牌の扱いを決める
家具・家電・食器・衣類の搬出
庭木・物置・車の処分
清掃

上の3つだけなら、週末1〜2回で終わります。残りを任せれば、3ヶ月かかるはずだった作業が1日で片付きます。

「思い出の品を他人に触らせたくない」という気持ちがあっても、この分け方なら解決します。大事なものを先に抜き出してしまえばいいだけです。

【FAQ】週末だけの片付けについてよくある質問

Q. 1日でどれくらい片付きますか。

一人で8時間なら、45リットルのゴミ袋で15〜25袋、押し入れなら1〜2間分が目安です。家具や家電が入ると、これより大きく落ちます。

Q. 途中まで自分でやって、残りを頼めますか。

できます。むしろ費用が下がるので、時間に余裕があるならおすすめの進め方です。ただし途中の状態を見てもらわないと見積もりが出ないので、写真を送るか現地調査を受けてください。

Q. 分けて依頼すると割高になりませんか。

回数が増えるほど出張費がかさみます。1回でまとめて依頼したほうが総額は安くなります。

Q. 家族で分担すればもっと早く終わりますか。

人数が増えれば作業は早くなりますが、判断が増えるぶん揉めやすくなります。着手前に「何を残すか」の基準を決めておいてください。

Q. 何から手をつければいいですか。

貴重品の捜索が最優先です。通帳、印鑑、権利証、保険証券、年金手帳。これらは処分の途中で紛れると探すのが難しくなります。

まとめ

  • 週末だけなら、2DKで1〜2ヶ月、一戸建てで3〜5ヶ月が目安
  • 粗大ごみの回収日と処分場の受付日が、進むペースを決める
  • 止まる理由は根性ではなく、進んだ実感が持てないことと、期限がないこと
  • 部屋単位で終わらせる、回収日を先に押さえる、期限を宣言する
  • 判断が要るものだけ自分でやり、搬出は任せると1日で終わる

まず、自分の実家がどの間取りに当たるかを表で確認してください。そこで出た月数を見て、その期間ずっと週末を使う覚悟があるかどうかを考える。

判断がつかないなら、業者の見積もりを1回取ってみてください。金額が分かれば、通うか任せるかを数字で決められます。見積もりを取ったからといって、依頼する義務はありません。

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この記事を書いた人

「実家じまいの手引き」は、親が亡くなったあとの実家をどうするかについて、実際に確認できた事実だけを掲載している個人運営の情報サイトです。

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