墓じまいの墓石撤去費用はいくら?面積と搬出経路で決まります

墓じまいの墓石撤去費用はいくら?面積と搬出経路で決まります

この記事でわかること

  • 墓石撤去費用が1平方メートルあたりいくらか
  • 同じ面積でも金額が変わる4つの条件
  • 公営霊園の区画がどのくらいの広さなのか?
  • 見積もりを取る前に確認しておくこと

墓じまいの見積もりを取ったら思っていたより高かった。この金額が妥当なのか判断できない。

墓石撤去費用は、区画の面積で決まります。

1平方メートルあたり10万円から15万円が目安です。2平方メートルの区画なら20万円から30万円、4平方メートルなら40万円から60万円になります。

「墓じまいは30万円」という数字を見て自分の墓も同じだと思うと、見積もりで驚くことになります。まず自分の区画が何平方メートルかを確認してください。使用許可証に書いてあります。

目次

墓石撤去費用の内訳

石材店が出す見積もりは、この項目でできています。

項目内容
解体墓石、外柵、基礎を壊す
搬出壊した石を区画の外へ運ぶ
運搬処分場まで運ぶ
処分石材の産業廃棄物としての処分費
整地更地に戻して土を入れる

一式でいくらと書かれていたら、この5つに分けて出してもらってください。どこが高いのかが分からないと、他社の見積もりと比べられません。

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同じ面積でも墓石撤去費用が変わる4つの条件

搬出経路

重機が入れない区画は手作業になります。人手が増えるぶん高くなります

区画の位置

奥まった場所や斜面は、石を運ぶ距離が伸びます

外柵の有無

石の囲いがあると、その撤去も加わります

基礎の深さ

コンクリートの基礎が深いと、はつる手間が増えます

同じ2平方メートルでも、重機が横づけできる区画と、階段を担いで下ろす区画では倍近く違います。現地を見ないで出た金額は、あとで変わる可能性があります。

公営霊園の区画はどのくらいの広さか

自分の区画が広いのか狭いのかを知るために、公営霊園の募集面積を並べます。

霊園一般墓所の面積
青山霊園1.50〜6.40平方メートル
多磨霊園1.70〜12.00平方メートル
小平霊園1.85〜6.00平方メートル
八柱霊園1.55〜5.90平方メートル
谷中霊園1.50〜3.90平方メートル

出典:令和8年度都立霊園の使用者募集

多磨霊園は最大12平方メートルです。この区画なら墓石撤去費用だけで120万円を超える計算になります。都立霊園で最大の面積を持つ霊園なので、ほかより高くなりやすいと考えてください。

霊園ごとの面積は霊園から探すにまとめました。

墓石撤去費用を抑える方法

STEP
自分の区画の面積を確認する

使用許可証に書いてあります。分からなければ管理事務所で聞けます

STEP
指定石材店の有無を管理事務所に聞く

工事できる業者が決められている霊園があります

STEP
複数社から見積もりを取る

縛りがなければ3社が目安です

STEP
現地を見てもらう

図面だけの見積もりは、あとで金額が変わります

指定石材店があると相見積もりが取れません

霊園によっては工事できる業者が決められています。都立霊園には指定石材店の制度がないので自由に選べますが、そうでない霊園もあります。まず管理事務所に確認してください。

墓石撤去費用でよくある質問

墓石を引き取ってもらうことはできますか?

産業廃棄物として処分されるのが通常です。石材として再利用されることは稀で、引き取りに費用が戻ることはありません。

見積もりに追加費用が乗ることはありますか?

基礎を掘ったら想定より深かった、地中に古い基礎が埋まっていた、といった理由で追加になることがあります。現地を見てもらった見積もりならこの幅は小さくなります。

自分で墓石を撤去できませんか?

できません。重機と資格が要りますし、霊園も工事の届出を求めます。

撤去だけ頼んで、遺骨は自分で取り出せますか?

工事の際に石材店が取り出します。別々に頼むと日程が合わず、かえって費用が増えます。

まとめ

  • 墓石撤去費用は1平方メートルあたり10万〜15万円
  • 同じ面積でも、搬出経路と基礎の深さで倍近く変わる
  • 見積もりは解体・搬出・運搬・処分・整地の5項目に分けてもらう
  • 都立霊園の区画は1.50〜12.00平方メートルと幅がある

墓じまいをする方は同時に実家じまいを検討することも多いです。お墓の撤去費用をいくらまで出せるかを決めるには、先に、今実家を売るとすればいくらになるのかを知っておくと良いです。売ると決めていなくても、金額を調べるだけなら無料でできます。

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この記事を書いた人

「実家じまいの手引き」は、親が亡くなったあとの実家をどうするかについて、実際に確認できた事実だけを掲載している個人運営の情報サイトです。

遺品整理の費用と期限、相続放棄で触れてはいけないもの、誰も住まない家にかかり続ける税金、売れない空き家の手放し方。この一連の流れを、時系列に沿ってまとめています。

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