墓じまいの挨拶状の例文。誰に、いつ出すのかも決めておく

墓じまいの挨拶状の例文。誰に、いつ出すのかも決めておく

この記事でわかること

  • 墓じまいの挨拶状を出す相手
  • そのまま使える例文
  • 出すタイミング
  • 出さないほうがよい場合

墓じまいをしたことを親族に知らせたい。どう書けばいいのか、そもそも出すべきなのか?

先に整理します。

墓じまいの挨拶状は、出す義務のあるものではありません。ただし、墓参りに行く可能性がある人には伝えてください。知らずに訪ねて更地になっていると、そこから関係がこじれます。

目次

墓じまいの挨拶状は誰に出すか

相手出すか
墓参りに来る可能性のある親族出す。最優先です
同意をもらった親族出す。終わった報告として
檀家仲間寺と相談して決めます
年賀状のやり取りだけの遠縁不要なことが多いです
故人の友人知人生前の交流によります

出す相手を広げすぎる必要はありません。墓の場所を知っている人が基準になります。

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墓じまいの挨拶状の例文。親族向け

事後の報告として出す場合の文面です。

親族への挨拶状の例文

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

このたび ◯◯霊園にございました先祖代々之墓につきまして 改葬の手続きを行い ◯月◯日をもって墓所を返還いたしました。

継承する者がなく 将来にわたり維持することが難しいと判断した次第にございます。遺骨は◯◯にて永代供養として納めております。

長らくお参りいただきましたご厚情に 深く御礼申し上げます。今後ともご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

敬具

理由を一行だけ入れてください。理由がないと、勝手に決めたという受け取り方をされます。

墓じまいの挨拶状の例文。事前に同意を求める場合

決める前に出す場合は、報告ではなく相談の形にします。

事前に相談する場合の例文

拝啓 平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

◯◯霊園の先祖代々之墓につきまして 私の代で維持することが難しく 改葬を検討しております。

つきましては ◯月◯日ごろまでにご意見をお聞かせいただければ幸いです。ご不明な点がございましたら 下記までご連絡ください。

敬具

期限を書いてください。書かないと返事が来ないまま止まります。親族への伝え方は墓じまいを親戚にどう連絡するかにまとめました。

墓じまいの挨拶状を出すタイミング

STEP
相談として出す

改葬先を決める前。反対が出ても間に合う段階です

STEP
同意が揃ったら日程を知らせる

閉眼供養に立ち会いたい人がいます

STEP
終わったら報告する

工事と納骨が済んでから。新しい供養先を書きます

3通出すのが丁寧ですが、負担が大きければ1と3の2通で足ります。

事後報告だけは避けてください

墓じまいで揉める原因の多くがここです。合祀は取り消せないので、後から反対されても戻せません。揉めたときの対応は墓じまいで揉めたときにどうするかに書きました。

挨拶状の書き方で気をつけること

句読点を打たない

改まった挨拶状では句読点を使わず、空白で区切る形が慣習です

薄墨は使わない

葬儀の通知ではありません。通常の墨色で構わないとされています

はがきでも封書でもよい

近い親族には封書、広く知らせるならはがきが使われます

新しい供養先を書く

どこに納めたかを書くと、後から問い合わせが減ります

墓じまいの挨拶状でよくある質問

挨拶状を出さないと失礼にあたりますか?

出す義務はありません。ただし墓参りに来る人には必ず伝えてください。

電話やメールで済ませてもいいですか?

構いません。近い親族には電話のほうが早く、行き違いも防げます。

寺にも挨拶状を出しますか?

通常は直接伺って伝えます。書面を出す場合は、離檀の申し入れとして別に扱います。

喪中はがきと一緒に出してもいいですか?

性質が違うので分けてください。読み手が混乱します。

まとめ

  • 墓じまいの挨拶状に出す義務はない。ただし墓の場所を知っている人には伝える
  • 例文には理由を一行入れる。ないと勝手に決めたと受け取られる
  • 事前に相談する場合は、返事の期限を書く
  • 事後報告だけにしない。合祀は取り消せない

墓じまいをする方は同時に実家じまいを検討することも多いです。お墓の撤去費用をいくらまで出せるかを決めるには、先に、今実家を売るとすればいくらになるのかを知っておくと良いです。売ると決めていなくても、金額を調べるだけなら無料でできます。

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この記事を書いた人

「実家じまいの手引き」は、親が亡くなったあとの実家をどうするかについて、実際に確認できた事実だけを掲載している個人運営の情報サイトです。

遺品整理の費用と期限、相続放棄で触れてはいけないもの、誰も住まない家にかかり続ける税金、売れない空き家の手放し方。この一連の流れを、時系列に沿ってまとめています。

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