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実家の片付けは軽トラで何往復?積載量から計算する回数とガソリン代

実家の片付けは軽トラで何往復?積載量から計算する回数とガソリン代
目次

この記事でわかること

  • 軽トラ1台にどれだけ積めるのかが、具体的な量でわかる
  • 実家の間取りから、何往復必要かを計算できる
  • レンタル代とガソリン代を含めた総額が出せる
  • 軽トラでは運べないものが分かる

自分で片付けるなら、軽トラを借りて処分場に運ぶのがいちばん安い。そう考えて計画を立てるとき、最初に詰まるのが「何往復必要なのか」です。

先に目安を出します。1Kで1〜2往復、2DKで3〜5往復、一戸建てなら8〜15往復が目安です

そして知っておいてほしいことがあります。往復回数は、荷物の体積ではなく「積み方」で大きく変わります。同じ量でも、慣れた人が積めば3往復、慣れていなければ6往復になります。

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軽トラ1台に積める量

軽トラの荷台はおよそ1.9メートル×1.4メートル。積載量は350キロまでです。

高く積めばもっと入りそうに見えますが、実際には制限があります。

制限内容
高さ地上から2.5メートルまで(荷台から約1.8メートル)
荷台からはみ出せる幅に制限がある
重量350キロまで。本や食器はすぐ超える
ロープ荷崩れ防止の固定が必須

体積より先に重量で頭打ちになるのが、本・食器・衣類です。段ボール1箱に本を詰めると20キロ近くになります。17箱で350キロです。荷台はまだ空いているのに積めません。

実際に1回で運べる量の目安はこうなります。

  • 45リットルのゴミ袋:15〜20袋
  • 段ボール(衣類・雑貨):20〜25箱
  • 段ボール(本・食器):15箱程度
  • 家具:タンス1棹+小物、または食器棚1台+小物

家具が入ると、それだけで荷台が埋まります。タンスと食器棚を同時には積めません。

間取り別の往復回数

間取り往復回数の目安家具・家電が多い場合
ワンルーム・1K1〜2回3回
1DK・2K2〜3回4〜5回
2DK・2LDK3〜5回6〜8回
3LDK5〜8回10〜12回
一戸建て(庭・物置あり)8〜15回20回以上

一戸建てで庭木や物置がある場合、庭の土や植木鉢だけで数往復になることがあります。土は重いので、体積の割にほとんど積めません。

総額を計算する

軽トラを使う場合の総額
= レンタル代 × 借りる日数
+ ガソリン代(往復距離 × 回数 ÷ 燃費 × 単価)
+ 処分場の受入手数料(重量制のことが多い)
+ 高速代(使う場合)

レンタル代の目安は、6時間で4,000〜6,000円、12時間で6,000〜9,000円程度です。ホームセンターの無料貸出を使える場合もありますが、貸出時間が1〜2時間と短く、処分場まで往復するには足りないことがほとんどです。

処分場の手数料は自治体によりますが、10キロあたり100〜200円程度が一般的です。一戸建てを全部出すと1トンを超えることも珍しくなく、その場合は1万〜2万円になります。

見落としやすいのが、処分場の受付時間です。平日のみ、または午前中のみという自治体があります。1日で3往復するつもりが、受付時間の制約で2往復しかできないことがあります。

軽トラでは運べないもの

これを知らずに積み込むと、処分場で受け取ってもらえず持ち帰ることになります。

家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)

家電リサイクル法の対象で、自治体の処分場では受け取りません。指定引取場所へ持ち込むか、家電販売店に引き取ってもらいます。リサイクル料金と運搬料金が別途かかります。

参考:家電4品目の「正しい処分」早わかり!|経済産業省

パソコン

資源有効利用促進法の対象です。メーカー回収か、認定業者へ。

危険物

灯油、ガソリン、ペンキ、スプレー缶、消火器、バッテリー、農薬、ガスボンベ。それぞれ引き取り先が違います。古い家の物置には、これらがまとめて残っていることがよくあります。

ピアノ・金庫・仏壇

重量物で、軽トラに積めても人力で下ろせません。専門業者への依頼になります。

土・砂・ブロック・瓦

自治体の一般廃棄物として受け付けないことがあります。庭のある家では要注意です。

往復回数が読めたら、その手間を金額に換算してみてください。業者費用と近い数字になることがあります。

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自分で運ぶか、業者に頼むかの分かれ目

軽トラで自力搬出が現実的なのは、次の条件がそろっている場合です。

  • 運転に慣れていて、荷台への積み込みができる
  • 処分場まで片道30分以内
  • 処分場の受付時間に行ける
  • 家電4品目と危険物が少ない
  • 大型家具を2階から下ろす必要がない
  • 手伝ってくれる人がいる

このうち2つ以上当てはまらないなら、業者に頼んだほうが結果的に安く済みます

特に「2階からの搬出」と「手伝いがいない」は決定的です。タンスや食器棚を一人で階段から下ろすのは危険で、実際に怪我をする人がいます。

総額を並べて比べる

一戸建てで10往復するケースを計算してみます。

  • 軽トラレンタル(12時間×3日):24,000円
  • ガソリン代(往復20km×10回):4,000円
  • 処分場手数料(1トン):15,000円
  • 家電4品目の別途処分:15,000円
  • 有給3日分(月収30万円):45,000円

合計約103,000円

一戸建ての遺品整理費用の目安は20万〜50万円です。金額だけ見れば自力のほうが安く見えます。

ただし、この計算には3日で10往復が終わる前提が入っています。実際には仕分けの時間が別に必要で、そこが5〜10日かかります。その日数も足すと、差はほとんどなくなります。

日数の見積もりは遺品整理を自分でやると何日かかるかで出しています。

【FAQ】軽トラでの搬出についてよくある質問

Q. 普通免許で軽トラは運転できますか。

できます。ただし荷台に荷物を積んだ状態は、乗用車と挙動が違います。カーブでの荷崩れとブレーキ距離に注意してください。

Q. 荷崩れしたらどうなりますか。

道路に落下させると道路交通法違反になり、後続車に損害を与えれば賠償責任が生じます。ロープでの固定は必須です。

Q. 何往復かに分けると、処分場の手数料は増えますか。

重量制なら総重量で決まるので、回数では変わりません。ただし受入1回ごとに最低料金がある自治体では、回数が増えるほど割高になります。

Q. 家族の車(ワンボックス)でも運べますか。

運べますが、軽トラの3分の1程度しか積めません。往復回数が3倍になります。また、車内が汚れます。

Q. 業者に大型家具だけ頼むことはできますか。

できます。自分で運べない物だけ依頼すれば、往復回数が減り、怪我のリスクもなくなります。出張費がかかるので、まとめて依頼するほうが割安です。

まとめ

  • 軽トラ1台に積めるのは、45リットルの袋で15〜20袋、または家具1点+小物
  • 本・食器・土は体積より先に重量で頭打ちになる
  • 往復回数は、2DKで3〜5回、一戸建てで8〜15回が目安
  • 家電4品目、危険物、ピアノ・金庫・仏壇は軽トラでは処理できない
  • 2階からの搬出と、手伝いがいない状況は自力搬出の限界

まず、自分の実家の大型家具と家電を数えてください。それだけで往復回数のおおよそが見えます。

そのうえで、レンタル代とガソリン代と処分手数料と有給を足す。業者の見積もりと並べれば、どちらが得か数字で決められます。見積もりは無料で取れますし、依頼する義務も生じません。

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大型家具や家電だけを頼むこともできます。その部分の金額から確認してください。

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この記事を書いた人

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遺品整理の費用と期限、相続放棄で触れてはいけないもの、誰も住まない家にかかり続ける税金、売れない空き家の手放し方。この一連の流れを、時系列に沿ってまとめています。

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